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銀行窓口にて(1)

先日、口座開設のために銀行に行った。
窓口は相変わらず混雑している。
番号札を手にしてソファに座っていると、しばらくして僕の番号が呼ばれた。
「ピンポーン!24番の番号札でお待ちの方は1番カウンターへお越しください」

1番カウンターには若い女の子が座っていた。
「いらっしゃいませ」
「あの、新規に口座開設をしたいんですが・・」
「では、こちらにご記入ください」
女の子が申し込み書を差し出した。
僕は、女の子の視線を感じながら書き終えた。
「これで、いいですか?」
「はい、結構です。では、本人確認をさせていただきたいのですが・・・当行で本人確認をされたことはありますか?」
「免許証なら持ってますが・・・」
「いや、免許証ではだめなんです。・・・当行ではご本人自身のもので確認をさせていただいているんです。いわゆる生体認証といいますか・・・ご存じなかったですか?」
「・・・はい・・・」
彼女は少し戸惑った表情を浮かべた。

「あの・・・当行では本人確認を確実に行うために、またセキュリティを強化するためにこのような生体認証を採用しています。もちろん、関係省庁の認可も取っておりますので、誤解のないようにお願いします。」
僕は、関係省庁の認可という言葉に違和感を抱きながら質問した。
「で、どうすればいいんですか?」
「あちらの部屋で生体認証の登録手続きをしてください。」
彼女が指さす先には「生体認証室」とプレートのかかったドアがあった。それも青色のドアとピンクのドアの2部屋あった。
「えーっと。どっちの部屋ですか?」
「男性の方は青色のドアです。中にスタッフがいますので、その指示に従ってください」
僕は、さきほど一人の女性がこのピンクのドアを開けて入って行ったのを思い出した。あの時はトイレだと思っていたが違ったようだ。
「わかりました。青いドアですね」
「では、よろしくお願いします」
彼女は満面の笑顔を浮かべ、僕を送り出してくれた。

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