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空想の泉 ~ The Fountain of Daydream ~

日頃の生活のなかで起こる淫靡な出来事を題材にした官能小説が満載。

ゴミの日

「あっ!寝坊しちゃった!」
ベッドサイドの目覚まし時計を見て、美沙は驚いた。寝ぼけてベルを止めてしまっていたようだ。
「あなた、早く起きて!遅刻しちゃうわよ!」
急いで隣りで寝ている旦那を起こす。

美沙自身も顔を洗おうと洗面所に行き、鏡に映る自分の顔を見る。
(なんか、クマができているみたい・・・)
そう思いながら、美沙は昨夜のことを思い出した。
(昨日のHは、激しかったなあ・・・久しぶりに何回もイッちゃった・・・あー、だから寝坊しちゃったんだわ)

「じゃあ、行ってくるよ」
「いってらっしゃい!」
急いで出て行く旦那を見送り、美沙は少し落ち着くと、パジャマから普段着に着替えた。

「あっ、いけない!今日はゴミの日だ!」
各部屋のゴミを集め、指定のビニール袋に入れると、美沙は玄関をでた。
ゴミ収集場所は、一つ目の角を曲がったところだ。
その角を曲がったところで、美沙は気づいた。
(今日はゴミチェックの日だ!)
ゴミチェックの日には、ゴミ袋を開けさせられ、分別がちゃんとできているか中身をチェックされるのだ。

ゴミ収集場所にはすでに町内会役員のおばさん3人が並んで待っていた。
みんな掃除用のゴム手袋をはめ、ゴミ用トングを持っている。
「おはようございます。」
「・・・おはようございます」美沙も小声であいさつをする。
「今日はゴミチェックの日なの。悪いけど開けさせてもらうわね」

ゴミ袋の口が広げられ、準備されたブルーシートの上に、バラバラと広げられた。
キッチンのゴミ。リビングのゴミ。ブルーシートの上がゴミでいっぱいになる。
「きっちり分別されてるわね。」
「ほんと、助かるわ。他の人も見習って欲しいものよね」
「ありがとうございます」美沙が答える
(やれやれ、無事終わったわ)
そう思ったとき、一人が言った。
「そっちのゴミはまだ見てないわよ」
「そうね。ちょっと待って」
(まずい!それは寝室のゴミだ。)美沙は思った。
「燃えないごみは入ってないわよ。ティッシュばっかり」
そう言って、トングでティッシュをつかんだ時、中から何かがポロリと落ちた。
「あら!」おばさんは年甲斐もなく、可愛い声をあげた。
「こんなもの見つけちゃった」
おばさんがトングでつまみ上げたものは、使用済みのコンドームだった。
口はしばってあり、中には白い液体が溜まっていた。
おばさん達が美沙の顔を覗き込む。
美沙は恥ずかしくて、下を向いた。
「ごめんなさいね。」おばさんが申し訳なさそうに、しかし嬉しそうに言った。

「そっちのゴミはどうかしら?」
「こっちは、ねえ・・・」
おばさんは、次の獲物を探すようにトングを忙しそうに動かした。
しばらくして、丸めたティッシュの一つから、何かをつまみ上げた。
「また出てきたわ!」
また使用済みのコンドームだ。
「若いわねえ・・・」
「うらやましいわ・・・」
「まだ、あるかしら・・・」
「ははははは・・・」
おばさん達の下品な笑い声が響いた。

「もう、ありません!」美沙はいたたまれず言った。
「昨日は2回したんだ」おばさんの小声が美沙の耳に届いた

「じゃあ、これでチェックはOKよ」
「これも町内会のお仕事だから・・・わかってね」

美沙はそんな声を聞きながら、家へと戻りながら思った。
(夫婦でSEXして、なんで笑われなきゃならないのよ。・・・あんなおばさんなんか、何年もSEXしてないんだわ。・・・きっと、そうよ。・・・よし!今晩もいっぱいSEXしてやるぞ!)


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