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空想の泉 ~ The Fountain of Daydream ~

日頃の生活のなかで起こる淫靡な出来事を題材にした官能小説が満載。

熟女たちの秘密のパーティー(1)


「和美と会うのは3年ぶりかな」
 指定されたホテルのロビーで、佐山みどりは大学時代の友人、西野和美と待ち合わせをしていた。卒業してからずっと連絡をとりあっていたものの、最近はすっかり疎遠になっていた。しかし先週、和美から突然連絡があり、久し振りに会うことになったのだ。
「みどり、久し振り!」
 声の方を見ると和美が立っていた。
「和美も元気そうね」
 二人は若い頃から美しく、男友達ともずいぶん遊んだものだが、50歳を迎えた今でも、美貌を保ち、熟女としての魅力を振りまいている。

「みどりの旦那さんが亡くなってから、もう3年ね」
 大学卒業後まもなく、みどりは青年実業家と結婚した。夫の会社はその後順調に業績を上げ、みどりも社長夫人として夫を支えてきた。子供には恵まれなかったものの、幸せな結婚生活を送っていたといえる。しかし3年前に最愛の夫を交通事故で亡くしていたのだ。
「そうなのよ・・・早いわね」
 みどりがしみじみと答えると、励ますように和美が言った。
「でも、そろそろ新しい彼氏ができたんじゃない?・・・みどりみたいに可愛かったら周りの男がほっとかないわよね」

 確かに、小柄で童顔のみどりは年齢より若く見える。また、大きな胸とお尻は魅力的だ。、今でも男性から誘われることもしばしばある。
 しかしみどりは謙遜して答えた。
「そんな年じゃないからね・・・一人が気楽でいいわよ・・・そういう和美はどうなのよ」

 西野和美は一流商社に勤務し、夫とは社内恋愛で結婚した。その後会社は辞めて経営コンサルタントとしてバリバリ働いている。しかし和美も5年前に旦那を亡くし、子供もいない。

「私?まぁ・・・そこそこよ」
 思わせぶりの発言に、みどりは和美の表情を読み取ろうとして、改めて顔を見つめた。
 確かに、和美の美貌は衰えることなく、スレンダーできりりと引き締まった体付きを保っている。そして年齢相応の大人の色気を感じさせる。
「そこそこって何よ」
「あのね・・・今日連絡したのはそのことなの。実はね、私たちみたいに旦那を亡くした人を対象にしたパーティーがあるの。もちろん誰でも参加できるわけではなくて、それなりの地位や資産がある女性しかダメなの。」
「ふーん」
「私も、知り合いの人から1年前に誘われたの。で、みどりだったら興味があるんじゃないかと思ってね」
「で、どんなパーティなのよ」
「旦那を亡くした女性だけが参加できる秘密のパーティよ。前もって聞いとくけど、今付き会ってる彼はいないよね」
「いないよ」
「もうひとつ質問。男性への興味はまだあるわよね」
「もちろん」
 みどりは50歳を迎えたばかり。まだまだ性欲があり、自ら慰める夜があるのも事実だった。
「じゃあ、大丈夫。十分楽しめると思うわ」
 和美は思わせぶりに答えた。
「じゃあ、パーティの日程はまた連絡するね」
「う、うん」
 和美の勢いに押され、みどりは秘密のパーティに参加することになった。

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