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空想の泉 ~ The Fountain of Daydream ~

日頃の生活のなかで起こる淫靡な出来事を題材にした官能小説が満載。

銀行窓口にて(2)


青いドアを開けると、そこは病院の診察室のような部屋だった。
パソコンの置かれたデスクには白衣を着た女性が座り、その横には淡いピンク色のナース服の若い女性が立っていた。

銀行窓口の横に診察室があるなんて聞いたことがない。
僕が戸惑っていると、看護婦らしき女性が声を掛けてくれた。
「久保さんですね?生体認証の新規登録ですよね。さあ、こちらへお座りください」
僕は、白衣を着た女性の前に置かれた丸椅子に腰掛けた。そして改めて女性の顔を見る。
細身で小さな顔。眼鏡をかけ、きりっと引き締まった表情。30代後半ぐらいだろうか。まさに女医といった雰囲気を醸し出している。
一方、看護婦の方は20代だろう。丸顔でまだ少しあどけなさが残る。ぽっちゃりとしていて、ナース服の胸元とお尻が大きく張り出している。

「驚かれましたか?」女医が口を開いた。
「え、ええ」
「窓口でお聞きになったかと思いますが、当行では本人確認を確実に行うために、高度な生体認証を採用しています」
「はい。それは聞きましたが・・・」
「それで・・・」女医は一呼吸を置いた。
「当行で採用しているのは、体液による生体認証です。」
「体液?」
「ええ。体液・・・。はっきり申し上げると男性の方には精液による生体認証をすることになります」
「えっ!」
「驚かれるかもしれませんが、関係省庁の認可も取っておりますのでご安心ください。ちなみに私は、医者でもあり、当行の社員でもあります。」
壁には「白石尚美」と書かれた医師免許が掲示されていた。

「じゃあ、始めましょうか・・・まずは診察服に着替えていただきます。吉田さん、よろしく」
「こちらへどうぞ」
吉田と呼ばれた看護婦は、クリーム色の診察服を手に奥へと歩き出した。
衝立で見えなかったが、奥にもうひとつ部屋があり、吉田さんはそのドアを開けた。
「さあ、どうぞ」
中に入ると、そこはホテルのシングルルームのような作りだ。ベッドが一つ、テレビが一台置いてある。壁紙も照明もまるでビジネスホテルのようだ。

「銀行の奥に病院やホテルがあるなんて、ビックリされたでしょう?・・・私、吉田エリナと言います。よろしくお願いします」
看護婦の吉田エリナはにっこりとほほ笑んだ。
「じゃあ、久保さん。この服に着替えていただけますか?」
「はい。わかりました」
エリナは微笑みながら僕に近づいてきた。
「久保さんが着替えるのをお手伝いします。さあ、まずは上着を脱いでください」
「いや、自分でできますから・・・」
「誤解しないでください。これはきちんと決められた手順なんですよ」
エリナはむっちりとした身体を僕の身体に密着させるようにしながら脱がしてゆき、まずは上半身を裸にした。

「じゃあ、次はズボンです」
僕の前に跪いたエリナの胸元から、巨乳の谷間がくっきりと見えた。いつの間にか、ナース服の胸ボタンを開けていたのだ。
「そんなにジロジロ見ないでください」
エリナは恥ずかしそうに言いながら、僕のズボンを脱がす。
僕は勃起しそうになるのをこらえる。
エリナに靴下も脱がされトランクス一枚になった僕に、エリナが診察服を着させてくれた。
「じゃあ、先生を呼んできますので、しばらくお待ちくださいね。」
エリナはにっこりとほほ笑みながら、部屋から出て行った。

(第1話はこちら)


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